20240.1.26
おやつを我慢していませんか?
あれ、ちょっと太ったかな?と感じて、おやつを我慢しているのに体のラインや体重が変わらない、そんな経験はありませんか?
その我慢、本当は必要なかったかもしれません。おやつを上手に選んで賢く食べてキレイになる方法があるのです。
実は現代は栄養不足
●カロリー不足
おやつで気になるのはカロリーではないでしょうか?おやつを食べる分、ご飯を減らせばいいよね、という考えをSNSで見かけることもあります。
ちょっと待ってください。実は、現代の摂取カロリーは戦後間もない1947年を下回っているのです。摂取カロリーが減っているのに肥満をはじめとした生活習慣病の人は増えていることから、カロリーの大きさだけが肥満の原因ではないことが分かりますね。
●多いのは脂質
戦後から現代の摂取エネルギーの内訳をみていきましょう。炭水化物の摂取量が減り、脂質のそれが増えてきています。
国民健康栄養調査によると、脂質は1日あたりの摂取量が1947年で15.3g、2019年で61.3gと約4倍に。1947年では炭水化物は1日の摂取カロリーのうち80%を占めていましたが2019年には54%となっています。
脂質そのものの摂取量が増えただけではありません。
炭水化物の主な摂取源である穀物は脂質が少ないため、食事全体のその割合を調整する役割があります。
しかし、炭水化物の摂取量が減ってきていることから、食事に占める脂質の割合が多くなってきました。2019年の脂質摂取量は日本人の食事摂取基準の上限まできています。
●ビタミン・ミネラル・食物繊維は不足しがち
飽食の時代と言われている現代では加工食品が身近なものとなりました。スーパーマーケットでは加工していない食品の方が少ないくらいです。
食品中に含まれるビタミン・ミネラル・食物繊維は、加工して元の食品の形が分からなくなるほど少なくなります。野菜を例にあげてみましょう。皮をむいて切っただけのカット野菜より、搾りかすが取り除かれた野菜ジュースの方がビタミン・ミネラル・食物繊維が少なくなるのが分かりますね。
主食であるごはんやパンは精製された米や小麦を使ったものが主流。また2019年の国民健康栄養調査では野菜の摂取量は目標の350gには届かない280gという結果が出ています。
食べる食品を意識して選ばないと、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足するのです。では、どうしたら不足しがちな栄養素を補えるのでしょうか?
●オフからオンの時代へ
痩せ志向からカロリーや糖質オフの商品が流行っていますが、不足している栄養素があることも国民健康栄養調査で明らかとなっています。
これからの時代は必要な栄養素をしっかりと「オン」していく考え方。できるだけ元の形がわかる生鮮食品を使ったり、便利な加工食品は表示をよく見て賢く利用したりするなど、上手に栄養素を「オン」していきましょう。
食事は必要な栄養素を摂るだけでなく、心の栄養という側面もあります。
・心の栄養
・栄養素を補う
この二つを満足させるおやつがあったらいいと思いませんか?
我慢せず積極的に食べたいおやつ、それが「イイ女のイイおやつ」です。
イイ女のイイおやつはパリッと食べられる酒田米菓が得意とするうす焼きせんべい。
生地は玄米をベースにキヌアとチアシードを配合。玄米由来のビタミンB1をはじめ、雑穀のキヌアには鉄、注目の健康フード・チアシードは鉄に加え食物繊維も含んでいます。
食物繊維は1袋当たり約2g入りで、いつもの食生活に簡単に「オン」できるイイおやつ。
蒸して練って焼いたせんべいは脂質が少ないのも特徴。また、せんべいは自然とよく噛んで食べるため、その健康メリットを得ることができます。
イイ女のイイおやつは「梅わさび味」と「スパイシーカレー味」の2種類。どちらもちょっぴり刺激的な大人の味に仕上げました。
イイ女(イイ男)は心の栄養もカラダの健康も考えて、おやつを我慢せず上手に選んでいます。
攻めのおやつ、イイ女のイイおやつで心もカラダも満たしてみませんか?
▼話題の書籍に掲載されました
アスリートや芸能人の食サポートを手がける萩野祐子さんの著書「 食べなきゃキレイになれません 」の中で、賢く食べてキレイになれる「お手軽おやつ」として紹介されました。
▼参照コラム
参考
●厚生労働省 e-ヘルスネット 食物繊維の必要性と健康
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
(2024年1月13日利用)
●厚生労働省 令和元年国民健康・栄養調査結果の概要 野菜の摂取量https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
(2024年1月13日利用)
●国立健康・栄養研究所 国民健康栄養調査結果 栄養素等摂取量:調査年からみるhttps://www.nibiohn.go.jp/eiken/kenkounippon21/eiyouchousa/kekka_eiyou_chousa_nendo.html
(2024年1月13日利用)